クラス版コマ大会

またまたコマ大会のお話

3月3日に行われた全クラスでのコマ大会は、クラスから代表2名を決めて行われました。

そのため、各クラス代表決定戦が行われます。
代表の決め方も子どもたちと対話しながら決めていくため方法もさまざまです。
2名ともコマ対決のクラスもあれば、1名はくじ引きで決めるというクラスもありました。
《クラス代表決定戦の様子》

左側のYくんが代表に決まった瞬間

年長のあるクラスでは、コマ大会への気持ちが強かった子がクラス代表決めの日に欠席をしてしまいました。
担任がそのことを子どもたちに投げかけると、「クラスのコマ大会をやろう!」という意見が挙がりました。

全園児版コマ大会を経験しているからこそ、子どもたちからどんどんアイディアが生まれ、実行委員をつくり、メダル・トロフィー・参加賞グループに分かれて準備を進めていきます。
全園児版コマ大会では実行委員をやっていなかった子も立候補し、クラスの約半数14人の子が実行委員となりました。

持ち手にこだわったトロフィー

キラキラがこだわりのメダル

《クラスコマ大会、当日》

会場設営中

トロフィーもかっこいいですね

プログラム

対決の方法も全園児コマ大会とは異なります

これも子どもたちのアイディアを担任がわかりやすくまとめたもの

実行委員の言葉ではじまります

3・2・1 ゴーシュー

代表決定戦の日にお休みだった子が決勝に進出できました

メダル・トロフィー授与

年長なので表彰台もすごく高いです

トロフィーを受け取る側だけでなく、渡す側からも誇らしさを感じられます。子どもが主体的に・意欲的に参加しているからこその姿だと思います。

子どもたち一人ひとりがそれぞれのポジションで誇りを持つ。
そんな園生活を送れるように、保育者は子どもたちを支えていきたいです。

後片付けも実行委員が責任を持って行います

あっという間に元通りの園庭に

《おまけ》
クラスコマ大会終了後、コマ回し場に行ってみました。
全クラス版コマ大会では3位。しかし、今回のクラスコマ大会では決勝に進めなかったOくんが新しい技に挑戦していました。
(両大会とも実行委員として力を発揮していました。)

葉っぱの置物をめがけて・・・


見事一発成功!

幼稚園では、コマ回しが上手い子を育てたいわけではありません。

あきらめずに挑戦することの大切さ・目標に向かって一歩ずつ進んでいく大切さ
(実行委員では)友だちとアイディアを出し合い協力すること・・・・・

このような目には見えにくい力を、コマ回しや実行委員の中での経験から学び、育ちに繋がっていくことを大切にしています。