ある日、保育室の一角に登場したのは、たまごパックと子どもたちの写真を使ったユニークなコーナー。
その名も「みんなのすきなもの」
写真の横にはひとつずつ小さな穴が空いています。
そばに書かれたメッセージには「ライトをてらしてのぞいてみて!」
その言葉に誘われるように、子どもたちは懐中電灯を片手に、ひとつずつの穴を覗いていきます。
「○○ちゃんのすきなもの、なんだろう?」「あ!アイスってかいてある!」
暗い穴の中に隠された“ヒミツ”を見つけた瞬間、子どもたちの目はキラキラと輝き、友だちとの新しい会話や発見が生まれます。
保育者の「やってみたい!と思えるようなしかけにしたい」という思いが形になったこの環境。
自分のこと、友だちのことを知りながら、心がつながっていくきっかけになってくれるでしょう。