親しくさせていただいている大学の先生から「スケッチブックおすすめだよ!」と教えていただきました。
ただし、絵を書くことが目的ではありません。
子どもの興味・関心を支えるツールとして活用していきます。
近年、子ども主体の保育の重要性がさまざまな場面で謳われています。
宮前でも、子どもの興味・関心から広がるあそびを大切にしています。
子どもたちの興味・関心を捉え、あると望ましい環境や教材を考え、活動の展開予想を考え合うプラットフォームとしてスケッチブックが大活躍します。
この手法をウェブやマップといいます。
書籍には以下のように紹介されています。
「子どもたちに新しい活動の兆しが見えるたび、担任2人で活動の予想展開図をかいていく。2人で相談しながらかくことで、違う視点に気づいたり、保育観を共有したりすることができる。この予想図に沿って環境や教材を整えていくが、子どもの思いがけない発想や展開があったときは、どんどん書き足していく。」
大豆生田啓友 編,『「子ども主体の協同的な学び」が生まれる保育』 ,Gakken保育books
実習生と担任の先生の振り返りにも、スケッチブックにウェブをかいていきます。
担任との振り返りから、子どもの興味→環境構成→あそび・活動→振り返り
といった対話を通して、明日の保育を創っていきます。