年中の子どもたちが園庭でかけっこを行いました。
先生のよ〜いどん!の合図でスタート
良いスタートが切れました。
ゴールに向けて一直線
どんどん加速していきます。
外の気温も涼しくなり、過ごしやすくなってきました。
かけっこやダンス、友だちと一緒に体を動かすことを楽しんでいきたいと思います。
【年長児の育ち】
かけっこの横で年長児の成長を感じられるエピソードがありました。
砂場であそんでいた年長児
かけっこが始まり、先生たちが競走しているところでした。
白いステージの横で両手にタンクを持つ年長児
砂場で使うための水を水道に汲みにいっているところ、かけっこが始まりました。
満杯に入った水を砂場に持って戻ってくると、「今から年中さんがかけっこするから、水はかけっこが終わってからいれにいこう」と全員で話し合い決めていました。
幼稚園ではなるべく禁止のルールは作っていません。(子どもの命や安全に関わるものは別ですが)そのため、園庭の真ん中で年中のかけっこの活動が始まりましたが、他の学年の子はあそぶことができます。
そのような環境の中で育ってきたからこそ、現在の状況をしっかりと把握し、仲間と相談し、自分たちで決定することができていました。
この決断に大人は誰一人としてかかわっていません。
現状を把握し、仲間と相談し行動できる力。しかも、自分たちの利益や都合だけでなく、他者の立場に立って物事を考えることができていました。
大人になって社会に出ても大切な力がしっかりと育っていることを実感できた一場面でした。