きっかけは粘土を使ってのパン屋さんでした。
ロールパン・メロンパン・チョコパン・・・
子どもたちの手作りパンが売っています
お客さんを待つパン屋さんの2人
たくさんの子どもたちがパン屋さんごっこを楽しんでいる姿があったので、あそびが深まっていくように、クラスの集まりの際に「本当に食べられるパン作ってみない?」と投げかけてみました。
すると、すぐに「つくりたい!!」の声が挙がりました。
次の日の朝・・・
パン作りの材料と道具に興味津々
生地は先生が捏ねておきました。
時間が経つにつれて、発酵してどんどん膨らんできます。
生地を巻きつける棒づくり
竹にアルミホイルを巻いています。
棒が完成したら、次は生地を伸ばしていきます。
手がベトベトにならないように
生地を手にすると、自然と子どもたちの顔にも笑顔が溢れます。
「やわらかくて気持ちいい」
巻きつけていくのは先生の仕事です。
3本のぐるぐるパンの準備が整いました。
園庭へ移動して、焚き火の場所へ。
先生・友だちと協力して焼いていきます。
煙が目に入らないように気をつけながら
少しずつ色付いてきました。
15分ほどで綺麗な〝パンの色〟に変わってきました。
「パンになってきたね!」と嬉しそうに友だちと伝えあう姿がありました。
ぐるぐるパンの出来上がり
〝外はかりっと中はふわふわ〟
大成功のパン作りでした。
「おいしい!」「楽しかったからもう一回作りたい!」という声がたくさん聞かれました。表情からも美味しそうなのが伝わってきますね。
幼児教育ではあそびを通しての指導はもちろん、子どもたちにとって主体的で、対話的な深い学びの重要性が幼稚園教育要領という国の指針でも示されています。
今回のパン作りでは・・・
粘土から興味を持ったパン作り
↓
興味を持っているからこそ、パンを作りたいという子がたくさんいて
↓
ぐるぐるパン作りの中でも、さまざまな気づきや学びがありました。
(生地の柔らかさ、火であぶることによって変化していく様子、友だちと一緒に作り食べる楽しさ・美味しさ・・・)
子どもたちの興味・関心に沿った、主体的で、対話的な深い学びがある保育を展開していきたいです。