宮前幼稚園では子どもたちの育ちを5期に分けて捉えています。
これは、教育課程という幼稚園のカリキュラムを組み立てていく上で欠かせないものとなっています。
1期:不安と混乱・緊張期(入園・進級〜5月連休)
2期:自己発揮期(5月連休明け〜7月)
3期:自己主張期(7月〜運動会)
4期:仲間意識期(運動会明け〜12月)
5期:自己充実期(1月〜3月)
今回は運動会明けからの4期:仲間意識期について子どもたちの予想される姿・それに対する保育者のかかわりを考えました。
宮前幼稚園の保育観の軸となる大切な研修です。
幼稚園で大切にしている「期の育ち」
大人の世界でも同じことが言えると思っています。
例えば新入社員として就職した場合・・・
①【不安と混乱・緊張期】
はじめは不安と混乱・緊張で右も左もわからない状況だと思います。
②【自己発揮期】
少しずつ環境に慣れてくると自分を出せるようになってきます。
③【自己主張期】
自分を出せるようになってくると、自分の思いを他人に伝えられるようになります。
④【仲間意識期】
仲間と一緒だからこそ、楽しいこと・できることが増えていきます。
⑤【自己充実期】
自分の能力を最大限に発揮しながら生活することができます。
保護者の皆様も、新しい環境に入ったときのこと振り返ってみてください。
子どもたちも初めての社会である幼稚園で、大人と同じようなステップを踏んで環境を自分のものにしていっています。